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パイプ迷路

チャプター 4 · 17 items

On this page詩集#17 Zer0

詩集#17 Zer0

770/05/23 · By deathMark

必然的な裏切り、起こるのは時間の問題に過ぎない。 耳元のささやき、怒りと恨みが言葉と化し溢れ出す。 彼女はもう逃れない、 空に向かって飛び立ち、 誰も知らない孤島へと行くしかない。 静寂な街道、 歌声を現実に売りつけ、 過去を過去に閉じ込み、 未来を山野に帰らす。 再び、羚羊の目に雪の花が降りつく。

Poem M2

650/02/29 · By 端数研

一人は智者であった、もう一人は道中で迷ってしまった 。 二人は知らない街に辿り着いた、 懐かしい幻想に満ちた街だった。 二人はここで人と出会った。 その人は地面に這いつくばって鍵を探していた。 彼は鍵をさす場所を見間違い、帰れなくなった。 続いて二人目と出会った。 その人は壁にもたれかかってパンを持っていた。 彼は軒の味を思索するも、目を開ける方法がわからなかった。 出会った三人目は、ここは何でもあると言ってきた。 でもここはどこかを知っている人は依然として見つからなかった。 地面に足跡が現れ、二人はそれをたどった。 行き止まりの見えない路地裏、果てには思い出が待っていた。 四人目はここの名称を知っていた。 誰も聞いたことがない、覚えられもしない名前だった。 智者はここを抜け出す方法を知っているが、智者はもういなくなった。 道に迷った人はここを抜け出そうをするが、迷う人はもういなくなった。 ここから抜け出す道なんてないから。 五人目は答えの探し方を知っていた。 ここには何でもある。ただ行き止まりまで行って、 次のドアを開けば、智者が忘れた道を見つけられるはずだ。

Poem 3ere

650/02/29 · By 端数研

一つの夢で何が買える? 彼は木の上にいる鳥と答えた。 一つのキスで何が買える? 彼は風に吹かれる葉と答えた。 一つの微笑で何が買える?彼は雨に打たれた花と答えた。 王子は市場にやってきた。 彼は讃えた、一つ白い卵が買えた。 彼は敬意を表した、青い芽が買えた。 彼は抱きしめた、良いお酒が買えた。 王子は市場に留まった。

Poem 4Y0

650/02/29 · By 端数研

Wula, wuli, wule, wo. 私はなぜ諦めない、もうあなたに歌われたというのに。私はなぜ忘れない、既に間違っていたというのに。彼らが来る、彼らが来る、彼らは手足がたくさんある。彼らが来る、彼らが来る、彼らは笑い声が私に似ている。 Wula, wuli, wule, wo. 私の皿を持ち去れ、誰も奪いやしない。私の黄金を持ち去れ、誰もリンゴを好まない。彼らが去る、彼らが去る、彼らの体は踊っている。彼らが去る、彼らが去る、彼らの夢は壊される。

Poem The 5no

650/02/29 · By 端数研

しかし、彼には鏡が必要だった。 巨人は空を裂き、埋められない穴を残し、そこから降る無数の水滴は地面に届く前に折り返してしまった。だから彼は帰ってくる幼き鷹を探そうとした。しかし、彼には鏡が必要だった。 谷は声を響かせ、荒涼のほかに戸惑う音色が響き渡り、夢から覚めたばかりの芽は過去から抜け出すことができなかった。だから彼は壊れた武器を手放そうとした。しかし、彼には鏡が必要だった。

裏表ダンスホール

770/05/21 · By 鳩

【ここは灰色の空間、螺旋階段は上へ伸びて始まりの点と繋がっている。周りに人は見当たらず、唯一の外来者は活気のない顔で空を眺めていた。彼女は鳩、マザリノ境界から漂流してきたものだ。】 鳩:Gino? 【Ginoはかつて彼女の仲間だった人で、今はどこにいるかわからない。彼女が今頼れる人は自分しかいない。】 鳩:【大きく息を吸って】GINO——! 鳩:もう、さっきまでいたのに。 【鳩はとりあえず仲間を探すのをやめた。彼女は地面に沿ってしばらく歩いたが、出口は見つからなかったから地面に散在している古い小物たちをいじり始めた。一つ壊れたゴムボールが彼女の目を引き付けた。ボールの表面は鋭い物に裂けられ、ゴムが裏返っている。いつ破裂してもおかしくない。平行した3つの傷口の深さは均一なものではなく、何回に分けて裂けられたとは考えにくい。ネコ科の動物が爪でボールを引き裂いた痕跡だろう。】 鳩:虎?獅子?違うか、それだったらとっくに破裂しているはず。 【ボールを拾った場所は明るいところ近い、まるで何かを暗示しているだ。鳩は確認のためもう一度空を見上げた。光が漏れているところはまさに3つの切口のようになっている、彼女は即座に現状を理解した。】 鳩:私、今このボールの中にいる?あり得る。 【鳩はボールを明るいところに戻して階段を二段上った。振り返ってみると、ボールも彼女の考えを裏付けるようにその場で半周回転した。鳩は足を速めて元の場所に戻ると、すぐさまボールを引き裂いた。思った通りに周りの空間がだんだん明るくなり、螺旋階段は平面上に展開し、すべてがボールと同じ状態になった。引き裂かれて裏返ったゴムの上に、首尾が繋がった四段の階段が描かれている。そして鳩は起伏する丘の上に立ち、遠くをただ眺めている。】

Clues

裏表ダンスホール・手がかり1

770/05/21 · By 鳩

【丘は動いている。地平線に増え続ける山々を見つめて、鳩は足を止めた。これ以上進んではいけない、何の意味もないのだ。ここは地球なのか?彼女は自分に問った。氷封層から脱出してから、常識を超えた様々な経験が彼女の心を揺さぶり続けた。自分は本当に「地上」に来たのか?これは仮想ゲームで、彼女は無意識のうちここにログインしてしまったという可能性だってある。2089年、ゲーム産業は既に新時代に入り、人々は様々な仮想空間で第二の人生を始めていた。このような知られざる漂流空間が一つ存在してもおかしくはない。】 鳩:通りでGinoにちょっと見覚えがあるわけだ。 【Ginoは仮想キャラクターである可能性が高い。しかしここで新しい疑問が生まれた。もしここが現実ではないのなら、なぜ彼女は目を覚ますことができないだろうか?】 鳩:ね、なんでだろうね。 【彼女は眉をひそめ、空を見上げた。】 鳩:ちょっと、じゃあなたは誰なの?
裏表ダンスホール・手がかり2

770/05/21 · By 鳩

【空が崩壊し、丘は塵となり、鳩は最初の薄暗い空間に戻ってきた。空間の中央には、点滅し続けるモノクロのアーケードマシンが置かれている。鳩はそのマシンに近づいた。画面に一行の文字が浮かび上がる:「懐かしい人の名前を入力してください。」】 【しばらく考えた後、彼女は手をKの方向に伸ばし、「Kuzumi」と答えた。】 【「正しい答えが得られました。」 「ボーナスタイムです。」そう応じたマシンは沈黙の中で消えた。】 鳩:さてと—— 【部屋の奥に光が差し込み、ステージの中央と思わしき場所を照らした。花束を持った小さな女の子が突如に現れ、来客に背を向けて優しく歌い始める。鳩はゆっくりと女の子に近づき、そして慎重に尋ねた。】 鳩:クズミ? クズミ:お兄ちゃん、私を探しに戻ってきたんだね。よかった、ずっと待っていたの。 【涙を浮かんだ少女の目は、よく見ると途轍もなく虚しい。鳩は少女がなぜ待ち続けているのかを思い出した。ここを去る方法もわかった。】 鳩:はい、君のラジオだよ、もう壊さないよう気を付けてね。 クズミ:ありがとう! 鳩:じゃあ私は行くね、クズミ。 クズミ:お兄ちゃん、一緒にここにいちゃダメなの?もう離れ離れは嫌だよ。 【鳩は首を振った。】 鳩:私は未来で君を待ってるわ。
裏表ダンスホール・手がかり3

770/05/23 · By 鳩

【ここに基底はない、ここが基底そのものだから。鳩は海の裏側を歩いている。銀色の魚群は一斉に泳ぎだし、巨大なクジラは異郷の歌を口ずさむ。その背中には水流に従って形が変わり続ける、金色の屋根の宮殿がなんとなく見える。】 鳩:あそこ、ロード画面で見たとこだ! 【彼女の視線をたどっていく。夜明けのように海岸線が足元から昇ってくる。浸食された形様々な岩は『オリーブの木の上』中のシーンを彷彿させる。】 鳩:あそこが紺青国度かな。 【何が待ち受けているのかはわからないが、鳩の直感はこう告げている——あそこにGinoがいる可能性は高い。】 鳩:Gino! 鳩:ゲームクリアまであともう少しだね。ボス戦の前はまず仲間を集結させないと! 【彼女はすでに浅海域に入った。主体の重力方向が変わり、島全体が見えるようになった。次に何をすべきだろうか?】
里表舞厅·线索四

770/07/09 · By 鳩

踏过教坊的大门,一阵强光袭击了鸠的眼睛。等她再睁开双眼,迷你裙的少女牵着她的手,向光芒发出的地方走去。她忘记了很多事情,怎么来到这里,怎么和少女相遇,唯独少女玫红的发色,翻越山河冬景,勾起些许回忆。 “久住(Kuzumi)?”她问道。 少女回头,异色的眸子闪烁着嘲讽几分:“看来你还记得我。” “我们……” 她突然分不清,石林那个小小的孩子紧攥的双拳,与眼前人粗糙的掌心有何区别。一股更遥远的印象,又透过少女的眼眸传递而来。 “我们以前见过吗?我是说,很久以前,而不是在这里。” 久住笑而不语,继续向前走着。 “我们要去哪儿?” “回家。”

Not translated into English in the game yet. This is the original Chinese.

抜粋・端数研ファイル・紺青国度

650/02/29 · By 端数研

端数研究会の数百年に渡って、紺青国度「マザリノ」に対して行った観測の記録。ピクセルタワーが崩壊した今、少数の印象深い場面しか保存されていない。

Clues

端数研-report-BUBD-22-1

671/02/01 · By 端数研

私たちは、マザリノとの接触判定及びマザリノ境界の形成メカニズムをまだ究明できていない。マザリノ境界はロートスの防御壁に似ていると推測しているが、顕在的脅威は低いと考えられる。少なくともTZBが強制措置を取る前に、マザリノはすでに変化していた。留意すべきところだが、ゴミ箱であるマザリノに入るデータは依然として削除される危険にさらされるのだ。データは特定の形式で暗号化されて第二層に流され、最終的には忘却の中で消えていく。その最後にデータは削除されるのか、もしくは私たちが認知できない別の形で存在し続けるか、あるいは最後のプロセッサーはピクセルタワーの外に設計されているのか、いずれの仮説でも合理性に欠ける。
端数研-report-BUBD-22-2

671/07/23 · By 端数研

未だに帰ってこれた無人機がないため、私たちは「79」内部の情報をまだ入手できていない。ただ面白いことに、現在の情報によれば、一部マザリノに入るはずだったデータが滞留期間中にビーコンを失い、「79」に入った可能性が非常に高いとのこと。もしくはマザリノの中枢に異なるデータの流れる速度を変えられるフィルターがあるか。ならこのフィルターは何のために存在しているのか、はたまたどうやってデータを選別しているのか、私たちは何も知らないのだ。 あるいはフィルターは存在せず、マザリノ内で活動できる個体が存在し、それがデータの流れを干渉したか。マザリノ境界から時々検索キーワードと全く関係ないデータを採取できることも、この仮説なら説明がつく。私の同僚たちはこの仮説に賛成するかもしれない。 「79」の内部はとても広大なため、活動できるものが住んでいる可能性は十分にある。 私たちの調査員はこの仮説を検証するための実験を組み立てた、詳細な手順は付録Aを参照するといい。実験では一部のデータがマザリノに投入された後、人為的にビーコンを除去された場合、完全にミラーリングされた内容が石林河域に流される、もしくは完全に消えてしまうことが発覚された。この実験からすべてのデータが処理されているわけではないことがわかる、よって自動的に選別や修復を行うフィルターは存在しないと考えられる。
端数研-report-BUBD-23-1

672/01/20 · By 端数研

竜宮紀のアトラスにスーパーゲーム機にまつわる伝説が存在していた。伝説によるとそれはあらゆるものを完全にシミュレートできるため、ゲームそのものを探求することであらゆる問題の答えを得ることができるとされていた。 最初にこの情報を知ったとき、私たちは本能的にこれは六世の悪行の名残りだと考えたが、復元された会話記録からこの噂を知ることしかできないため、被害者や「無相」が動いた証拠は見つからなかった。これは四層の多くの噂と同じ特徴を持っており、噂自体が存在していたことはわかるが、検証や否定された痕跡がないのだ。これらの噂を知っている人たちは皆どこか謎な場所に消えたとされている。注目すべき点として、これらの噂はアトラスでしか流れなかったため、マザリノ境界による侵蝕とは特徴が合致しない。これは四層に起源がある拡散能力が極めて限定された噂の系統だと私たちは推測している。
端数研-log-BUBD-951

671/07/23 · By 端数研

A:第四层の大穴は覚える? B:ええ、虹の戦いの跡だったね。 A:ずっと疑問に思ってたんだ、なんであの遺跡はあそこにあるのか。ということで、第四層の地形構造に関する様々な資料を参照したうえ、こんなものをシミュレーションできたんだ。 B:ちょっと見せてくれる? A:この形、あれとそっくりだって思わない? 【Aは巨大なクジラが写っている写真を取り出した。マザリノ境界が出現した瞬間に撮影されたものだ。】 B:どうでしょう。 A:ならこの角度で見てみ? B:これは……ちょっと外勤の人に連絡を入れてくる。
端数研-log-BUBD-952

672/01/20 · By 端数研

A:タワー全体の構造は成長と進化の特性を持っていて、システム自体が自己解析と修復の能力を持っているようだ。 B:何が言いたい? A:このようなシステムをテストもしないで直接運用し始めるとか、あり得ないと思うんだけどね。 B:それで?あの組織が外でモデルを組んだかもしれないし、誰かが完璧なシステムを直接構築した可能性だってあるよ。 A:私は、現在のタワーが誕生する前に、タワーのプロトタイプが存在していた可能性を考えてるの。それに関する情報は見つかってないけど、それが存在しなかったとは限らないでしょう。 B:もしかしたら、そのプロトタイプは廃棄されたわけではなく、別のものに改造されたのかもしれないね。私たちの認知は全く新しい基底の上で成り立っているかもしれないし、情報が見つからないのも当り前よ。イーグル大爆発よりも前の信号を探知できないことと同じ。 A:直感だけど、そのプロトタイプはまだどっかに存在している気がする。大変貴重なものだから、勝手に壊していいとは思えない。 B:もしかしたら私たちが毎日利用しているシステムに改造されたかもね。なにせプロトタイプだから。 A:phigrOS?

謎猫

770/05/23 · By Gino

「上から食材らしきものがたくさん落ちてきたけど、料理してみる?」 「お腹はまだすいてるけど、やめとこう。面倒くさそうだし。」 「そうだね、面倒くさそう。」 「あまりにも面倒くさい、生きてるのが面倒くさい。」 「と言っても、死んだらもっと面倒くさくなるから死ねない。」 ここの猫は喋ることができる。「面倒くさい」を口にするのが好きな、謎めいた面倒くさがりの生き物。最初鳩は面白いと思ったが、ずっと聞いていると飽きてしまった。荒廃した場所からこの町のような場所に来てからどれだけ経ったかもわからないし、そろそろ暗くなる時間だと思うがなかなか太陽が沈んでくれない。空を見上げると、なるほどここは太陽もなくただ明るいだけ。 「なぜ死んでも面倒くさいの?」鳩が聞いた。 「死んでもまた生き返るし、生きていたらまた死ぬ。だったらずっとこのままのほうがいい。」 「そうそう、今が一番いい、いっちばん楽。」 「いっちばん楽。」 「動かなければ楽。」 「こっから出れないと面倒くさいけどな。」Ginoはビスケットを齧りながらさりげなく会話に加わった。

Clues

謎猫・手がかり1

770/05/21 · By Gino

離れ離れになった2日間、Ginoは町でぶらついていた。幸か不幸か、マザリノに関する有益な情報は何も得られなかった。 この小さな町は建設時期が不明、気候変動も不明、住民の種族も不明。二足歩行で怪しげに笑う猫もいれば、動きが鈍い高齢人類もいる。あらゆる種族の動物が町に侵入して小さな猫を踏み潰していくが、ここではよく起きることで、住民たちはすでに慣れてここでの生活を楽しんでいる。Ginoが慌ててかわしているところ、一人の老婆が視野に入ってきた。 彼女は冷笑いを浮かべてGinoの前を歩いていき、Ginoはなぜかその濁った両目は頭をすり抜けて自分の後頭部を見ているような気がした。彼女はしばらく動かなかったが、Ginoは怖くて振り返れなかった。本当に後頭部を見られると何か悪いことが起こるような感じがしたから。 老婆は口を開いた。その声は若いが、少し軽々しく聞こえる。 「存在しない空き部屋を見つけることができれば、その中にあなたが望むものはあるはずだ。」 この時Ginoはまだ老婆の言葉の意味を理解していなかった。「探しているものはありませんが、ここにレストランがあるかどうか知りたいです。」 「ここでは、意識しなければお腹がすくことはない。」 「ここはどこですか?」 「知らない。」 「あなたも知らないんですか?」 「なぜ知ろうとするんだい?待って…私はただ忘れてしまったかもね。知ってどうするの?聞いてるだけで面倒くさいわ。」

パイプ迷路

770/05/26 · By 鳩

「79」の中心地帯には、伝統的なローマ式多重ドームのデザインを採用した市民会館があり、約2000平方メートルの面積を占め、5つの大きな扉が設置されている。8つの合わせ扉が備わっているメインの扉は1階にあり、ほかの4つの扉はそれぞれ3階の会議室の北側、2階の貯水管理室の南側及び地下1階の商業施設の西側と東側にある。 だが謎猫たちの説明によると、市民会館は見た目以上に大きいらしい。その排気路はとても多く、かつ複雑で終わりが見えない。人々は排気路をたどって存在しない部屋に到達できるため、この場所はパイプ迷路とも呼ばれている。

Clues

パイプ迷路・手がかり1

770/05/26 · By 鳩

Ginoと鳩は出発の準備をしているが、遠くの平屋から不気味な笑い声が聞こえてきた。 「あんたたち、パイプ迷路に行くつもり?二人で?」 竹の椅子に座っている老人はクスクスと笑いながら指を擦っている。手から首に至るまでしわくちゃのろう色の皮膚は、老人が声を出すたびに震えてしまう。 「あんたたちが望むものはそこにはない、そこにあってはならないのだ!」 老人は急に飛びかかってきた。ただGinoが動くよりも前に鳩が右手を動かし、老人を挟むように2つの透明な壁を作り出した。動けなくなった老人を見たGinoは困惑した。この力は彼の認知を超えていた。あるいは彼は鳩の過去に対して疑問を抱き始めたというべきか。 一方で鳩も驚きを隠せなかった。彼女はただ老婆を止めようとしたが、なぜかこんなものを作り出せてしまった。 老婆はまだ笑っている。「誰もここから逃げることはできない!あんたも同じだ!」と続けて言う。 鳩は、明らかにその言葉が自分に向かって言われたものであると感じた。 Ginoもなぜ老婆の言い分が変わったのかを疑問に思う。鳩がいるからだろうか。鳩は一体どこが他人と違うんだ?
パイプ迷路・手がかり2

770/05/26 · By 鳩

「Gino、何かやった?」 「いや。何があった?」 「こっち真っ暗になったんだけど。」 「停電か?」 Ginoは手に持ったゲームコインを鳴らしながら暗闇の方に急いだ。金属が擦れる音は今彼の認知を維持できる唯一のものとなっている。鳩の声は近いようで遠いようではっきりと距離が掴めない。Ginoは袖口を掴み、腰のあたりにしまっている拳銃を取り出した。長年の従軍で磨いた直感が働きかける、この停電は回路の自然破損によるものではないだろう。 「こっちに来ないで!兵士タイプがいる!」と鳩が叫んだ。 風向きが変わった。 それは彼の感覚だった。 遠くから眩しい光が爆発し、赤や紫の光刃が続いて現れ、わずかに空間が歪む様子も見られた。ヌルヌルした液体がぼやけた光を反射し、彼の靴を囲むように漂っている。Ginoは顔を上げると、光の殻に囲まれながら驚き戸惑っている鳩が見えた。 戦闘が終了し、鳩がいる区域の電力供給も復旧した。 「それは何だ?自律防御措置か?」Ginoが聞く。 「わからない…というか忘れた?」彼女は一瞬口をつぐんだ。「マザリノ境界に飲み込まれた後たくさんのことを思い出したんだけど、何も思い出せてない気がする。」 関連性を失った語句は言葉を成さない、か。Ginoは少し思考を巡らせた。 「いいんだ、君は絶対思い出せる。ゲームコインを一枚見つけたけど、そっちは何かあったか?」
パイプ迷路・手がかり3

770/05/27 · By 鳩

地面には引きちぎられた数本の線が、床にある小さな穴から伸びている。 鳩の視線は曲がりくねった壁を通り過ぎて奥にある真っ白な部屋に留まった。その部屋は孤立していて、周りの壁と全く交わりを持たない。まるでばらばらに倒された積み木の中で、唯一位置を保っているもののよう。二人はその部屋に入って床に小さな穴があることに気づいたが、引きちぎられた線は一本もなかった。これがコインを入れてから見れる部屋の様子、いろいろあるはずの中身を失った「空」の部屋。 「ここだ。」鳩はまだ信じ切れていないが、彼女の直感はそう言っている。何を隠そう、彼女の直感はとてつもなく当たりやすい。 Ginoは天井に空いた穴に視線を向けた。「Alpaで追跡できるか?」 「たぶん?」
パイプ迷路・手がかり4

770/05/32 · By 鳩

Ginoは小さな部屋で目を覚ました。自分はソファで寝ていることに気づいたが、一方鳩は隣のベッドで寝ていた。 ここの壁と床は平らで、一定量の家具や生活用品が備わっており、かつ一つ質素なドアがあった。Ginoがそれを開けるかどうか迷っている時、そのドアノブが軽く回転してドアが開けられ、少し顔色の悪い男性が入ってきた。彼の体格は痩せ過ぎでも健康的でもなく、外の人々とは異なり、足音は非常に明確できれいな歩き方をしている。 「お前たちはどこから入ってきたんだ?」 「俺たちは...…」 「知らないの?」Ginoが答えようとしたところ、すでに目を覚ましていた鳩に先取られた。 「小僧、ここからたやすく出られるとは思うなよ。」 小僧?俺?鳩?誰のこと?Ginoは本能的に彼と鳩は知り合いだと思っていた。 「あんたがゲーム機を持って行ったの?」 「そうとも。」 「クリアした?」 「いや。煽っているのか?」 Ginoは周りを見回した。ソファにテーブル、机、そしてアーケードマシンが置かれている。そう、アーケードマシンがある。それはこのやや尋常ではない家の中で一番素朴なものだと言えるだろう。特にアーケードの海から抜け出したばかりの二人にとっては、これ以上ない素朴なものだ。

蝶羽の筆

146/05/21 · By スルダン

Unlock conditionScore ≥ 820,000 / 960,000 on Sultan Rage IN

青灰色の変わった形をした羽ペン。蝶の羽の片方のような形状で、素材にはハヤブサの尾羽を使用している。雨水を染み込ませることでのみ書くことができる。

Clues

蝶羽の筆·手がかり1

146/05/21 · By スルダン

「スルダン、君は純粋な人だ。」 「でたらめを言うな。」 「その、渡したいものがあるんだけど、君がどう受け入れるかがいまいち予測できなくてさ。」 「さっき純粋といったはずだが。」 「君は確かに純粋だ、だがどこまでかはわからないもので。」 「舐めてる。」 「いや、私という人を君はよく知ってるだろう。この場所で人間は特殊な力を扱えるんだ。だがうまく抑えることができないと、それはかえって君自身を食らう。だから君の心を確かめたのも君のためだ。」 「異想の力だけじゃないのか?」 「君の本質、君がどういう風にこの世界を認識し、どういう風にここを認識し、そしてどういう風に決断を下すかによる。普通の人は何も考えずに生きていることが多い、自分がなぜ笑うのか、なぜ怒るのかさえも知らずに。君が無謀で戦いに挑むことは決してない、君自身がそれを認識していないだけだ。これらは同じことさ。君はただならぬ者であることは知ってるが、この力に耐えれるかどうかがわからないんだ。」
蝶羽笔·线索二

143/02/08 · By 莲渡

灯牌管理会收到魔女会议的回信时还有些难以置信,当今HAVEN群雄逐鹿,遍地黄金,乐意联合的组织应当是没有的。虽然对方提出己方是科研单位,没有夺取统治权的意愿,管理会的成员依旧腹议疑云,只有莲渡看好这次合作,特别在得知对面的首领是一位叫“隼(Peregrinus)”的年轻人后,更坚定了他合作的打算。 隼是名字,更是暗号,莲渡言尽于此。 魔女会议的据点定位在一棵大树的根系深处,只能在地点上空用门牌传送进去。当他们到达据点时,大厅里只有两个人影。一个金瞳的女高中生吃着糖绳坐着,另一个粉发色的女孩,约为十四五岁,站在她身后窥望,看见来人又往后缩了缩。 “要吃吗?薄荷味的。”女高中生笑着迎接,“我是魔女会议的隼,你就是莲渡吧,好久不见。”

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アーケードゲーム《催眠》

770/05/26 · By 鳩

款式
HDP2-HTET
様式:HDP2-HTET 迅速にプレイヤーを催眠状態にできるアーケードゲーム、HDP2から始まるシリアルナンバーが書かれている。ゲームの本質はいたって単純なジャンプゲーム、二人で協力し、時には互いに真逆な動きを取らなければクリアできないようなステージ設計をされている。催眠状態に陥ったプレイヤーの体はゲームマシンから離れるが、自分はまだゲームをしていると錯覚してしまう。なお、このように設計された意図は不明であり、催眠を解除するためには特定の条件を達成する必要がある。このレポートが提出された時までに目が覚めたテスターたちは皆その条件を忘れている。

アーケードゲーム《ビン&カン》

770/05/26 · By 鳩

款式
HDP2-PPGG
様式:HDP2-PPGG 萌え系の一人称シューティングゲーム、独特な3D表現から新時代のブロックくずしとも呼ばれている。ゲームには通常被弾物、頑丈被弾物、弱点被弾物、罠被弾物の四種類のビンとカンがあり、それらのビンとカンを射撃して各層にとらわれている仲間たちを救い出し、ゴールまでたどり着くことでゲームクリアとなる。 イラスト抜きの宣伝用語: カンにとらわれた小動物たちを救い出せ! 器の弱点を探し出し、攻撃して仲間を救おう! 装備と能力を強化して、より強くなろう! 仲間を打たないよう気を付けて!とっても痛いぞ( ;´Д`) 救い出した仲間を弾として打ち出せ!ただしビンの中には撃ち込まないで——

アーケードゲーム《Phigros》

770/05/27 · By 鳩

款式
HDP2-PGSL
様式:HDP2-PGSL 個人端末に搭載されているシステムphigrOSと同名のアーケードゲーム、制作者は不明。ゲームを始めるには個人端末をセンサーとして接続することが必要。未だにゲームを始めることに成功していないため、具体的な遊び方はわからないが、塗装やログイン画面からこれはリズムゲームだと概ね推測できる。

アーケードゲーム《ネオンバトル》

469/03/07 · By 魔女会議

港湾富日郵便会社の出荷記録にこの何の痕跡もないアーケードマシンが載っていた。このゲームマシンをプレイした人がいないため、本局ではこれを特殊項目として記載する。このゲームマシンはHDP2から始まるシリアルナンバーを持つマシンと同じシリーズであり、ボーナスタイムを知らせる特殊な機能がついている。マシンの上端にはプログレスバーがあり、バーが満タンになるとマシンは賞品ナンバーをプリントする。このナンバーはゲームセンターで景品を引き換えることが可能。 この項目はクイズ保管所にも登録されている、番号は397、情報求む。 連絡は番地座標397-255-2-8まで。

Clues

アーケードゲーム《ネオンバトル》・手がかり1

469/03/07 · By 魔女会議

中宮紀で開発されたスルダンが率いるネオンサイン管理会を主役とする歴史題材のアーケード戦略ゲーム。虹の戦いで起きたすべての会戦を完全にシミュレーションできるほか、プレイヤーの行動で新たな路線、地図、更にはNPCまで生成できる。後に内容が生々しく誘導性があるため統治局に禁止された。ゲームは現代の高度なAI応答技術及び大量の関連性のあるデータや資料を取り入れたため、プレイヤーのいかなる行動にも正確に反応することができる。しかしこれほど自由なゲームが禁止されるまでクリアされていないということは、現状人々はネオンサイン管理会を勝利させる方法をまだ思いついてないということ。
アーケードゲーム《ネオンバトル》・手がかり2

469/03/07 · By 魔女会議

「ネオンバトル?面白い名前ね。」彼女はそう言った。 周りが賑やかに会話している中、二人だけがコントローラーを持ってソファーに座り込み、新しく届いたアーケードゲームについて議論している。ネオン層は娯楽がたくさんあり、ゲームも毎年数万もの新規タイトルがリリースされているが、「宴会の間」で展示されるのは本当に一握りだ。この作品は何の魅力があるのか、やってみないとわからないようだ。 ハスの模様のネクタイをしめた男は彼女の隣に座っている。彼の目は虚しく前を見ている、ゲーム画面を見ているようだが、心はどこか遠いところに行ってしまったみたいな目。少しすると、彼は内側のポケットからタバコと巻紙を取り出した。吸ってるとだんだんメガネが曇りはじめ、両側の細いチェーンは少し黒く燻っていた。 「このゲームはクリアできない。」 「コツをつかめてないからよ。」 「勝てないものは勝てないんだ。」彼はゆっくりと言う、「私はあなたに勝てない、これは定められた結末だ。」 「悲観が過ぎるよ。あんたはちょっと運が足りないだけ。私もあげられないけど。」 物語は「you win」が表示された画面に打ち切られ、続きが述べられることもないでしょう。
街机游戏《彩虹之战》·线索三

770/07/08 · By 莲渡

“你就喝这些破东西?” 莲渡皱眉,滴着水的伞尖拨开随意堆叠的能量饮料罐,色素的干渍层染交错,糖分给地板糊上难耐的黏腻。而始作俑者坐在高脚凳上,神情恹恹的打着彩虹之战:生成值条充满亮起,重力倒置,沙石战栗,踏入异想攻击范围的敌方前锋集体腾空离地三尺,后面的士兵刹不住脚,和前面的同伴搅成一团,未及短兵相接,先民政府方便在浪潮般扩散开的踩踏事故中乱了阵脚。 眼看局势一片大好,素檀眉间的阴沉却没有一点化开的意思。不等他下达新的作战指令,游戏自顾自的将这场战役推演下去,倒悬于天上的海水轰然砸下,如某种宏伟业力的重锤,强硬的打断了这场对阿特拉斯登陆战。结算页面浮现,各项统计数值飞快跳动,背景里港口狼藉一片,被冲散的双方士兵七零八落星星点点。 【两败俱伤】 隔了许久,素檀终于张嘴回应这来自于“自己”的质问:“是难喝,但至少喝了之后能有点力气。” 他盯着屏幕,看似严肃,实则出神,发出的声音仿佛喉咙上下黏在了一起,尔后胳膊伸向手边半满的饮料罐,出乎意料攥了个空。 “?” 素檀怔愣片刻,模糊的视野中央出现了一个聚焦点——火光,一支细烟递到他的眼前。夹烟的手指甲修剪整齐,不见茧子,顺着指根的素戒向上望去,手背上轻轻鼓起的血管蜿蜒没入略长的直筒袖中,似根系般供给袖口的莲纹刺绣向上蜿蜒,最终被散在肩间的碎发限制住生长高度。 “歇一会儿吧。”莲渡偏头,镜片反光恰好遮住了眉目,害他看不出喜愠来。 “好。” 对此,他说不出别的话。

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街机游戏《彩虹之战》·线索四

770/07/08 · By 莲渡

昔日车水马龙的街道如今冷冷清清,偶能听到远方传来一声隐喻着灾难的悲鸣,轻轻擦身而过,在心头却如洪流滚动。两个身高相仿的男人并肩站立于街机厅的橱窗后面吞云吐雾,从烟雾与大小海报的缝隙间凝视这难得一见的街景。 “本来以为你挺落魄的,现在看来也一点都不差。” 素檀将打火机递给身边的人,自己先啜上一口,缭绕的烟气隔着玻璃与雨丝纠缠,分开,最终双双泯然,烟是很好的烟,没什么味道,但思绪却随着燃烧一起浮起来了,飘飘忽忽的。 “不然呢,所以我挺少念旧。”莲渡咬着烟嘴,打火机燎过几下都没点着,大概是受潮了。“倒是你,条件够差了还不喝点儿健康的?出来走走是比登天还难吗?” “有什么必要?这么多人盯着这里,我往哪儿走,呵。”素檀重重吸上一口,不短一截烟灰随着嗤笑落到脚边碎裂。“那些家伙像下水沟里的老鼠一样一个个胆小得不行,连正面来烦我都不敢,倒是上个月有个有意思的小孩跑了进来,还跟我打了两盘彩虹之战,后面又不见了。” “哦?说说看。” “那小孩不怎么会打游戏,但是整场战术规划几乎可以说是照搬我的想法,一点创意都没有。” “就算几乎同步,你还是早他一点点落败了。” “你咋知道?” “这种事实不难猜,就像你大概知道结果,却还是选择去做一样。而且——他的到访不是个偶然。”莲渡端详着指间的烟,“他作弊了。他用虹教密法去读了你的心语。在此之前,这个不怕死的家伙肯定从我身上读到了分身的存在,他知道你的位置,说明这件事是最近才干的,后面的事你也知道,他失踪了。” “那咋了,这跟我输给这小孩有什么关系?”素檀不依不饶。 “当然有,说明在相同的操作下,碰到致使失败的事件只是个概率问题,而你不肯相信自己的运气真就差的离谱。” “嘁。” 素檀猛吸了一口烟,再多用力一点怕是会烧到手指。 “所以,你喊我来到底有什么事?”莲渡道,“这段时间我也不好四处走动。” “这台街机是个好东西。”素檀抬起手,用烟头点燃了莲渡手上那支烟,“我在无数种模拟出的可能里反思时,发觉了一个漏洞,这可能会暴露我们的身份……在这里不好说,但是你能听明白。该考虑准备后路的事情了。” 一支烟即将熄灭,而另一支静静燃烧。 “还有……咳…咳咳……彩虹之战,我的时间快到了,你收好。”

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街机游戏《彩虹之战》·线索五

770/08/29 · By Gino

【Gino循着莲渡最后一次的共享定位一路绕过三街五巷,站定了才发觉面前是他迈入霓虹所经的游戏厅。拉开门,莲渡正架腿坐在高脚凳上打着彩虹之战,手法娴熟却不珍重,指下按键被折磨得哀鸣不断。】 Gino:不是,你怎么在这里?素檀呢? 莲渡:他早消失了,跟那个代理尊师一块儿。【重重的敲按键声】找我什么事,为什么不在PhigrOS上说? Gino:呃。 Gino:你多久没看你的终端了?不是,没有人通知你吗?整个霓虹的无线通信都断了。 莲渡:啧,没有。这里不会来人,我待在这儿就是图个清静。 【Gino有些疑惑,显然声光混杂的街机厅算不上什么清净场所,而面前这人坐在这个位置上,竟有一种说不上来的熟悉感。】 Gino:我联系不上新队长了,她有没有什么常去的地方? 莲渡:你怎么就断定我会知道?我和她还没那么熟。而且,她要是真的不想见人,我们谁都找不到她。 【话虽不善,莲渡还是转了转手腕,站起身来向外走去】 莲渡:我想想办法。那把没打完,你帮我先顶着。 【这算不算沉迷游戏使人浮躁?Gino莫名想到。】

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ミラー鏡

256/08/31 · By スルダン

普通の鏡とは一線を画す奇妙な鏡。この鏡が映し出す画面はミラー状態ではなく、ミラーのミラー状態となっている。この鏡は他のスイッチや電気部品を必要とせず、表面は滑らかで角度もないので、動作原理は不明。幾度にわたって盗まれたが、警察に届け出ても見つからないのに14日を周期に近くの雑貨屋でまた現れる。盗難現場も一切の痕跡がなく、ただ毎回調査員が訪れるタイミングに鷹の羽が落ちてくるとのこと。

Clues

ミラー鏡・手がかり1

256/08/31 · By スルダン

「何を躊躇してるの?」 「あいつの能力は把握しないと不安だ。こんなものを渡すのにあそこまで届ける必要があるなんて。」 「言ったら皆が知ってしまうよ。安心して、絶対大丈夫だから。」 「ダメだ、先に教えるんだ。四層のあそこは私たちがともに設計したんだ、なんでクロノスはお前に賛同した?お前はあそこがどれだけ重要なのかさえ理解できてるかどうかが怪しいぞ。」 「わかった、わかったから、ちゃんと言うよ。鏡、あの鏡だ。」 「彼は本当に自分を支点として利用できるのか?」 「できるよ。」 「どうしてそんなに自信がある?」 「だって彼の名はもうなくなったんだ。彼の名が響き渡った頃、彼も自分自身を支点として使えるなんて思わなかったよ。」 「お前はまだあいつを友達だと思ってるのか?」 「もうこの質問に意味はないよ。」

クイズ保管所:00096

256/08/32 · By クイズ保管所

ある人の書いた文章の中の出来事はすべて現実になるとしよう。この人は預言者と見なすべきか、それとも因果を操れる危険な存在と見なすべきか? 良ければあなたの考えをピクセルタワー内のSNSで公表し@9629-1223まで連絡お願いします

Clues

クイズ保管所:00096・手がかり1

650/02/29 · By 端数研

A:シュウ、私たちが保有している一部のデータが変だと思わない? B:また来た、どこが? A:よく記録文献みたいなものを拾ってるし、それらが記載している内容はすべて裏付けがとれる。 B:それに何の問題があるの? A:ただ、一部の文献において、それを書き残せる個体は存在しないと思うんだ。 B:当事者の回想かなんかの噂話じゃないの。裏付けがとれるといっても、記載内容がすべて正しかったわけでもないだろう。 A:でも収集できたあれらの対話は?一体どうして私たちが昔に発生した対話を知ることができるんだ? B:「サルとタイプライター」は知ってる? A:サルとタイプライター? B:無数のサルに無数のタイプライターを与えれば、一匹くらいは《Zer0》を完璧に書き出せるはずだっていう話。 A:たくさんの無意義でめちゃくちゃな対話を編み出すほどつまらない人間は存在しないと思う。存在したとしても、大多数のものは裏付けがとれるということをどう解釈すればいいんだ? B:ある種の異想かも? A:私たちがこれほど強烈な異想を全く認知していないなんてありえる?この解釈は強引すぎる。 B:考え方を変えてみるのはどうだ。私たちが的確な裏付けをとれたわけではなく、時空の錯乱が起きているかもしれない。誰かが適当に書き残した物語と似たようなことが遥か昔、または遥か未来に起きていたかもしれない。
クイズ保管所:00096・手がかり2

650/02/29 · By 端数研

狂ったばあやがまた逃げ出してきた。 口があるものはみんな彼女を嘲笑っている。様々な笑い声が飛び交う中、声を出さずただ嘲笑う顔をしているものもいる。でもみんな彼女を嘲笑っている、みんな彼女をいじめている。本当に狂っているばあやかもしれない。 「今日は何を探してるんだ、ばあや?」 「失くした私の日記帳を探しているよ。」 「何色の日記帳だ?」 「覚えてないよ。でも青色じゃないのはわかっている。」 「昨日夢の間で青いノートを見たってニャが言ってたぜ、あんたのものじゃないの?」 「見てくるよ、夢の間の中なのか?」 「とりあえずニャのところに行ったら?」 「ニャはどこにいるの?」 「あんたの日記帳の上よ。」 「わかったわ。」 「日記帳に何を書いてるんだ?」 「二人の友人が脊髄と歯車について議論したこと。私の話を疑い、私の存在を忘れたこと。その中の一人が魔術師に騙されて自分を鳩にしちゃったこと。」

ゲームコイン

770/05/26 · By Gino

狂った老婆は二人を止められなかった。Ginoは情報の信憑性を疑ったが、パイプ迷路に行く以外の道もないため、どのみち試してみる価値はある。 「膝が痛いよ!」「我慢だな、もうすぐ着く。」 二人は数十個の部屋を通り過ぎてきた。空き部屋は少なからずあったが、二人が欲しているものはなかった。今向かっている入り口は暗い広間につながっている、目だけではこの広間の広さはわからないが、どこもかしこも開かれているドアだらけだ。どのドアも暗闇の中から色鮮やかな光と音楽が漏れ出している。たくさんの部屋がぎゅっと詰め込まれたようになっていて、重なる部分は綺麗に切り落とされ、曲がりくねった壁は繋がっている。どの部屋の中も光っているアーケードマシンが置かれている。 「ゲームセンターか?」 「ゲームができるじゃん!」 「膝が痛いじゃないのか。」 「バランスは大事、休憩も入れなきゃ。でもこんなにも多い部屋を一個ずつたどっていくの?」 「空き部屋が何を指しているのかがまだわからないからな、こうするしかないと思うよ。」 「そんなたいそうなことやらなくていいと思う。」 鳩はゲームをプレイしながら考えていた。ここのマシンはコインを必要とせず、無限に遊べる。 一方のGinoは何列もの部屋を調べたが得たものはなく、手がかりになりそうなほかの設備を調査し始めた。三つ目の炭酸飲料を提供するドリンクバーにたどり着いたとき、水槽の中にある何かに目が留まった——1枚のゲームコインだ。 ちょうどその時、鳩は《Phigros》の前に立ち、画面上に表示されている「コインを入れてください」という文字列に困惑していた。

Clues

ゲームコイン・手がかり1

770/06/04 · By Gino

虹がパイプ迷路の出口まで二人を導いてくれた。道の両側には鮮やかに香り出す花が咲き、周りは何もない白い空間、妙だがここにいると晴れ晴れとした気持ちになれる。 「ここもコインを入れるの?」 行き場に迷った鳩はチームに合流した。遠くの蔓に絡まっている販売機を指した手には一枚のゲームコインを持っている。 同行しているスルダンはまだGinoがいと容易くゲームをクリアしたことを納得できずにいる。彼も前に同じルートを試したことががあったが、同じ結末にはならなかった。 「何者かが私を邪魔している。」 「え?」鳩は不思議に声をあげた。 「もう先に進むことはできない。あなたたちには見えないのか。」スルダンは自分の腕に絡まっている鎖を二人に見せた。あれは実在なものとは思えないほど不安定な形で己の獲物を縛り付けている。 Ginoが口を開いた:「あんたはここを離れたくない。」 「どうしてそのような結論を?」 「ピクセルタワーは思考が現実となる場所、ここでは何者にでもなれる。あんたは何もかもできたはず、それを望まなかっただけ。」 鳩は既に販売機の前まで来ている。「パイプ迷路記念スタンプ」というボタンを押すとプラスチックで包装された小物が出てきた。鳩はそれを開けて、スタンプをスルダンに縛り付けている鎖に押すと、鎖が音を立てて砕け散った。 「行こう、ここを出よう。」
ゲームコイン・手がかり2

770/06/04 · By Gino

Gino:出てこれたぞ。 鳩:前に見たゲーセンだ!でも少し違ってる? スルダン:私たちはすでにパイプ迷路を抜けたのだ。 【彼はゲームセンターのドアを開けると、襲ってくる湿気を身に感じた。目に映ったのは人がいっぱいの賑やかな都市風景、この湿気が酷くなければさらに美しく感じたことでしょう。】 スルダン:ここは依然として変わっていないね。 鳩:外、雨降ってるよ!わ、ネオンサインがたくさんある、かっこいい!あれ、なんで全部人の名前が書かれているんだ? スルダン:お前な! 【わかってるくせに。と、スルダンは言おうとしたが、少し妙に思った。迷路での彼女の挙動は明らかにおかしかった、ここが現実の世界ではないことも、あのゲーム機が何なのかを知らないようだ。】 Gino:それで、今はどうするつもりだ? 鳩:私?私、お腹すいた…… スルダン:ここはピクセルタワーの中だ、お腹がすくわけがない! 鳩:なら、その現実世界にいる私もお腹がすいてるかも? 鳩:【ナビを開いて】近くに百花大通りという場所があって、美味しそうなものがたくさんあるよ。とりあえずご飯にしよう! 【言い終わって歩き出そうとした鳩を、スルダンが掴んだ。】 スルダン:お前たちが今すべきのはこの層の番人を見つけて、ここから出してもらうことだろ。石林に行ったんじゃなかったのか、機関銃には会ったか? Gino:fuliさんのことなら確かに会ったよ。電車でネオンに行ってからヘブンに行けって言われたけど、ちょっと事故が起きて電車が止まってしまっている。だからこのルートも今はなし。 鳩:そうだ、預けたバイクもまだ取りに行ってないね。 スルダン:バイクは後で駅に取りに行けばいい。ピクセルタワーの下四層、つまり氷封、石林、アトラス及びネオンにはそれぞれfuliみたいな緊急事態に対処できる階層の番人がいるんだ。そしてネオンの番人は、お前たちもよく知っている人だ。 Gino:それって、尊師のこと? スルダン:それ以外に誰がある、まさかこいつとでも言いたいのか? 【Ginoはスルダンが指さす方を見ると、そこにはまるで初めて傘を見たかのようにそれをいじっている鳩がいた。】 鳩:私?やってもいいけど。【何かに気づいて】って、私に何をさせたいの? Gino:【頭を抱えて】まあいいや、先にご飯を食べよう。あんたは?これからどうする?【スルダンの方を見る】 スルダン:私は過去の倒影に過ぎないさ、時間が来れば自然と消滅する。 鳩:え、なんか悲しい。 スルダン:【拳を握って】それは同情しているのかな?